パート主婦 目標スコア800への道*独学隙間時間でTOEICスコア665 4か月で40点アップ
こんにちは!ももです。久しぶりの更新です。
7月~11月の4か月間、TOEICを短期集中で勉強しようと思い立ち、11月28日に4年ぶりにTOEICを受験してきました。

結果は、4年前のスコア 625点→今回のスコア 665点 と4か月で40点アップでした。
本当はもっとスコアを上げたかったので、現実の厳しさを実感しつつ、前回より下がらなかったことには安堵し、スローペースで英語勉強を進めています。
目標は800点なので、目標には全く届かず、大きなことは言えませんが、等身大の英語勉強の参考になればと、勉強過程をアップしてみます。
TOEICを受験する理由
まずは、私がTOEIC・英語を勉強する理由から。
仕事でバリバリ使い、昇格するためとか言いたいところですが、単なる趣味です。
学生時代は、そんなに英語が好きなわけではなかったのですが、6年前、次男を妊娠した頃、仕事もしておらず、何か勉強したいなぁと軽い気持ちで勉強し始めました。
主婦業は、なかなか達成感を感じにくい職業ですが、TOEICは自分で頑張った成果を確認できるという手段として、精神的にも良い効果があり、また洋画の英語も聞き取れるようになったりと、だんだん楽しくなってきて、今に至る感じです。
あとは、子供たちと英語学習する中で、自分にもある程度知識があった方が、教えやすいというのもあります。
英語が得意ですとは言えないレベルですが、楽しく気長に英語学習したいので、自分のレベルチェックも兼ねて、今後もTOEIC挑戦を続けていきたいと思っています。
隙間時間から捻出した勉強時間
まず、TOEICを勉強するにあたって、勉強時間を捻出しなければいけません。
●平日の一日の流れ
6:30 起床
朝食・弁当作り・支度
8:15 次男を幼稚園へ送る
9:00~16:00 事務系パート
16:30 束の間の一息
17:15 次男お迎え
18:00 夕食準備・子ども入浴
19:30 夕食・片付け・長男宿題チェック
絵本読み聞かせ 等
21:00 子どもたち就寝
22:00 入浴
24:00 就寝
この一日のスケジュールで、勉強時間を捻出できるのは、パートから帰ってきた後と、子どもたち就寝後ぐらいなので、結果的に確保できた勉強時間は、
パートから帰宅後→15分~30分
子どもたち就寝後→30分~1時間半
予定は立てるものの、細々とした用事があるので、予定通りにはいかず、結果的に平日は、1時間勉強できればいい方でした。
そして、休日は、主人に、子どもたちを公園に連れて行ってくれるよう少し協力をお願いし、2時間~5時間勉強時間を確保しました。
実際は、休みの日に予定が入ってしまえば、勉強時間0時間という日もありました。
4か月間のトータル勉強時間は、100時間くらいでしょうか。
TOEIC専門講師として、本を出版されているTEX加藤氏によると、スコアを100点あげるには200時間~300時間必要としているようなので、勉強時間をしては、全然足りない状況ですね。
これでも頑張って、何とか勉強時間をひねり出したけれど、反省点として、まだまだ時間が必要です。
使用した参考書
使用した参考書は、計8冊。
時間がたくさんあれば、参考書もいろいろ揃えて勉強したいところですが、何せ時間がない!ということで、短期集中で勉強するにあたり、勉強方法を検索し、下記の参考書を揃えました。
TOEICに限らず、語学学習は、反復練習が効果的なので、必要最低限の参考書を揃え、繰り返し使用しました。
順番に紹介します。
公式TOEIC Listening&Reading 問題集 6
まず、おさえなければならないのは、本番同様形式の公式問題集ですね。
TOEICは、問題を解く時間配分がかなり重要なので、この公式問題集を使って、時間の使い方を体にしみこませました。
現在、「 公式TOEIC Listening&Reading 問題集 8」まで、発売されていますが、私が受験した当時は、「 公式TOEIC Listening&Reading 問題集 7 」が最新だったため、「 公式TOEIC Listening&Reading 問題集 6」と2冊を揃えました。
公式TOEIC Listening&Reading 問題集は1~8までありますが、いろいろ調べたところ、やはり最新の公式問題が、一番対策になるとのことでした。
難易度も本番に近いものになっており、程よい手ごたえが得られます。
「公式TOEIC Listening&Reading 問題集 1~2」は比較的易しめのレベルなので、時間がある方は、順番にやっていくのも手だと思います。
この公式問題集を時間を計って4回反復し、それぞれのパートを繰り返し勉強しました。
公式TOEIC Listening&Reading 問題集 7
「公式TOEIC Listening&Reading 問題集 7」は、収録されているTest1とTest2ともに、かなり本番に近い難易度で、パート7に関しては、難しめなので、これを解いた後は、「やばい!勉強しないと!」やる気を出させてくれました。現在600点レベルの私の場合ですが。
この問題集も4回反復し、 「 公式TOEIC Listening&Reading 問題集 6」 と同様、それぞれのパートをシャドーイングして、繰り返し活用しました。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEICを受けるにあたり、まずはなくてはならない語彙力。
6年前にTOEICを受験した際は、別の英単語参考書を使用していたのですが、今回は、TOEIC受験者の中では王道のこちらを、使用しました。
こちらの金のフレーズは、目指す目標点数別ににまとめらており、またTOEICで実際に使われるフレーズで覚えられるので、かなり効率的に暗記することができます。さすが、一番、売れているだけあります。
こちらを、後で紹介するアプリabceedを使い、音声で聞いて実際に発音しながら、反復学習し、どうしても覚えられないものは、書いてまとめ、寝る前や隙間時間に何度も見直し、頭に叩き込みました。
新TOEIC TEST 文法 特急2 急所 アタック編
パート5と6を攻略するにあたり、4年前に、同じシリーズの「1駅1題 TOEIC L&R TEST 文法特急」を使っており、それがパート5の基礎的な問題集だったので、今回は、応用的な問題も載っている「 新TOEIC TEST 文法 特急2 急所 アタック編 」を使用してみました。
パート5の基礎的な解き方は理解していて、応用的な問題や問題数をこなしたい方におススメです。
私は、こちらで、7回ほど反復学習したのですが、問題数としては、もっと欲しいところなので、こちらを繰り返し解いた後、さらに、他のパート5&6の問題集をこなした方が、確実なスコアアップが狙えると感じました。
今回の反省点として、パート5&6を解く時間配分が完璧でない中(どうしても決められた時間内に解き終わらず、パート7がおしてしまう)、受験に臨んだので、もっと時間をかけて、パート5&6部分を強化すればよかったと後悔しています。
1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急
パート7の読解問題は、読むスピードと時間配分、答えの見つけ方等が鍵となります。
普段なかなか英語に触れる環境がない私は、まずは、毎日長文に触れる努力をしました。
この「 1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急」 で基本的なパート7の解き方を理解し、あとは、公式問題集のパート7部分を何度も反復学習しました。
パート7の感覚をつかむため、手始めに、こちらを使用するのが、おススメです。
TOEIC L&R TEST 読解特急 6 トリプルパッセージ編
上記の「 1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急」を学習した後、なかなか慣れないトリプルパッセージの強化の為、「 TOEIC L&R TEST 読解特急 6 トリプルパッセージ編 」を使用しました。
トリプルパッセージは、文章を読むスピードと解き方さえ習得できれば、シングルパッセージと難易度は変わらないので、慣れが重要です。
TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング
リスニングの問題数をこなすため、こちらを購入しましたが、別の問題集でもよかったかなと感じつつ、時間がないので、とりあえず3回程、反復学習しました。
新TOEIC TEST 900点特急 パート 5&6
まだまだ900点を目指すレベルではないので、興味本位で購入したので、参考程度に使用しました。
個人的に文法問題は好きな方なので、勉強に行き詰まり、眠くなったり、ちょっと気分転換したいときに使用し、頭を活性化させました。
以上が、今回勉強に使用した8冊になります。
おすすめアプリ abceed
今回、TOEICを勉強するにあたり、一番役に立ったアプリです。
「abceed」とは、200冊以上の人気英語教材の中から、勉強したい書籍を選び、アプリでどこでも勉強できるAI英語教材です。有料版では、AIによるレベル診断をもとに、自分に合ったレベルの問題を勝手に選んでくれ、勉強できます。
無料版では、
①1回のみのレベル診断テスト
②書籍教材の音声再生
③マークシート自動採点
有料版は、1,400円~で、
①教材使い放題
②問題レコメンド
③予測スコア
④TOEICオンライン模試
⑤辞書
⑥登場単語一覧(一括MY単顔追加)
⑦MY単語帳・MYBook無制限登録
⑧学習時間・学習問題分析
が使用できます。
今回は、書籍の音声再生を使用したかったので、無料版で使用しました。
TOEICを受験する方の中には、書籍を購入せず、このアプリのみで、勉強したという方もいるようです。
問題集とこのアプリは常にセットで使用し、シャドーイングを毎日繰り返し、調理中や食器洗い・車での移動中など隙間時間があれば、音声を流し、聞き流しました。
単に聞き流すだけでなく、中身を理解した上で聞き、聞き取れなかった部分は、巻き戻して聞くことで、頭に覚えこませました。
時間配分・問題の解き方
TOEIC受験で重要な時間配分と解き方についてです。
基本的なテクニックとして、以下のことを意識していました。
リスニング問題の最中にリーディングの問題は見ることができないので、リスニング問題中は、目の前の問題に集中します。
まず、リスニングパートでは、流れてくる音声の途中で、どの答えを選んだかが分からなくなるのを防ぐため、回答用紙のマークシートの(A)から順番に鉛筆を置いておき(塗りつぶさず置いておくだけ)、正解ではないと判断した時点で、その鉛筆を(B)の上に動かします。(B)が不正解だなと思った場合は、鉛筆は(A)に置いたままです。正解と判断した時点で、鉛筆を置いてある欄を塗りつぶします。
パート3と4では、1問1問塗りつぶしていると、次の音声に集中できないため、正解と思う回答に、線を引いておき、パート3と4が終了し、パート5を解き始める前に、一気に塗りつぶしました。
塗る時間が1分ほどかかりますが、それをしてでも、リスニングの音声に集中できるメリットがあります。
他に意識していたことを簡単に説明します。
①パート1では、問題文が流れている最中に写真をよく見て、出そうなフレーズを頭に浮かべる
②パート2では、疑問文の最初の単語「what」「where」「who」などを聞き逃さないよう全集中し、頭の中でリピートする
③パート3と4は、最初のDirectionsが読まれる前に、訪問を先読みし、回答して、余った時間を次の訪問の先読みの時間にあてる
④リーディング問題の時間配分としては、パート5と6→15分、パート7のシングルパッセージに20分・ダブルパッセージとトリプルパッセージに25分を目安に解いた
⑤パート7は、時間配分がなかなか難しいため、解き方を試行錯誤した後、ダブルパッセージ・トリプルパッセージ→シングルパッセージの順番で解いた
現在の私は、このようなことを意識して解いていますが、目標スコアを達成するためには、まだまだ試行錯誤が必要だと感じています。
試験後の手応え
令和3年11月28日。試験会場は、母校である大学で、久しぶりに、講義室に入り、独特な試験の空気を味わい、意外とこういう空気感が好きだったなと思いを巡らせつつ試験を受け、受験後は、かなり打ちのめされて帰宅しました。
まず、パート1のリスニングから悩む問題に遭遇し、パート3&4は、思ったより聞き取れたような気がしたところ、パート5&6は配分時間内に終わらず、いつも通り、パート7がおして時間切れという撃沈でした。
いつものパターンです。
やはり勉強時間が圧倒的に足りないというのと、戦略的な勉強が必要だと痛感し、まだまだ目標は遠いなと感じました。
4年のブランクはあったものの、結果的に40点アップで、前回より下がらなかったことが、せめてもの救いで、ギリギリ精神とやる気を保っている現在です。
次のTOEIC挑戦はいつになるか分かりませんが、次回は、もっと戦略を練って、また経過報告をアップする予定です。
\TOEIC勉強継続中/