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【創志塾】低費用で子どもの可能性を広げる学びを体験できる!鹿児島市主催の青少年育成事業

2023年5月19日

こんにちは!ももです。

今回は、子どもにいろんな経験をさせたり、視野を広げたりさせたいけれど、あんまりお金はかけたくないという小中学生の親におすすめ!の地方自治体主催の青少年育成事業「創志塾」について、レポートします。

今年度、小学5年生の長男が、市主催の青少年育成事業に、1年通して参加したのですが、その活動内容がとても濃い上、子どもの成長も感じられ、「こんな低費用で、こんな経験ができるの!?」と驚きました。

地方自治体がこんな有難い事業を行っていることをもっとたくさんの方に知ってほしいと思い、まとめてみることにしました。

この記事を読んで分かること

・青少年育成事業って何?

・青少年育成事業「創志塾」の内容は?

・どうやって参加するの?参加費は?

・参加後の子どもの成長は?

と思っている方の参考になると思います。

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青少年育成事業とは?

私の住んでいる地方自治体では、次世代を担う子どもが、自己肯定感を育み、社会との関わりを自覚しながら、自立した個人として健やかに成長するとともに、明るい未来を切り拓いていくことを目標に、さまざまな取り組みが行われています。

その中で、平成30年度から、小学校5・6年生を対象に、宿泊共同生活を含むカリキュラムの中で、郷土の歴史や文化、英会話、科学、環境に関する学習など、体験的に学ぶプログラムを通して、郷土に愛着と誇りを持ち、グローバルな視野で次世代を切り拓き、社会をリードしていく心身ともにたくましい人材の育成を目指して、「ジュニア創志塾」が実施されています。

今回、小5長男が「ジュニア創志塾」に初めて参加してみました。

我が家は、おうち英語取り組み中なので、「異文化体験」ができるということを聞いて応募したのですが、「異文化体験」だけでなく、それ以上のものを学ぶことができ、子どもの成長を感じられる貴重な機会となりました。

創志塾の内容

「ジュニア創志塾」は7月から始まり、12月までの5か月間、さまざまなプログラムを通して、いろいろな体験をすることができます。

内容を紹介します。

7月 入塾式

入塾する子どもたちが初めて顔を合わせます。

教育委員会の教育長の挨拶や塾生証授与・オリエンテーションなどがあります。

市主催だけあって、厳かな雰囲気の中行われます。

8月 3泊4日 少年自然の家という施設に宿泊して、寝食をともにします。

【歴史に学ぶ現地活動】
・歴史的偉人(西郷 隆盛・大久保 利通)などの誕生地を巡る

・知覧特攻平和会館や戦艦大和の沈没地点から一番近いと言われる「火之神公園」の鎮魂の碑見学

【環境に学ぶ現地活動】

・環境未来館にて、SDGsについて学ぶ

【地域に学ぶ体験活動】

・鰹節削り体験

・鹿児島の桜島の噴火によってできた新島という人口2名の島に、錦江湾クルージング船に乗って上陸し、住民と一緒に清掃ボランティア活動

11月 1泊2日 少年自然の家に宿泊

【自然に学ぶ体験活動】

・戦国時代に島津貴久をはじめとする武将達が陣を構えたと言われていて、国の「歴史道」にも選定されている「白銀坂」を散策

・天文学者で大学教授である講師の「宇宙の秘密」の講話

【科学に学ぶ体験活動】

・子どもたちに人気の本「空想科学読本」の著者である柳田 理科雄先生による実験を交えた講話

【異文化に学ぶ体験活動】

・講師によるオールイングリッシュの話や、異文化に関するさまざまな講話

・JICA職員による「世界がもし100人の村だったら」講話

 

12月   卒塾式

・鹿児島のローカルヒーロー「薩摩剣士隼人」を生み出した原作者兼監督の外山雄大先生による講話

・フリーアナウンサーの講師による【プレゼンテーションスキルアップ~伝える力を磨く~】の講演を聞いた後、ステージ上で、実際に子どもたちへプレゼンテーション指導

12月のプログラムは、土日に、日帰りで行われました。

最終日の日曜日には、大きなホールで、これまでの活動をプレゼンテーション形式で発表し、保護者・関係者が見守る中、卒塾式を行います。

中・高校生は内容がもっと充実している!

小5長男が今回参加したのは、小学生対象の「ジュニア創志塾」でしたが、中・高校生対象とした「創志塾」も同時に行われており、「ジュニア創志塾」以上に、充実した内容になっています。

中・高校生は、下記の内容があったようです。

ALTの先生たちへ英語での観光案内

・留学生と一緒にカレー作り体験

・国内外で活躍している起業家による講話・施設見学

・JAICA海外協力隊の方の講話

学校だけでは、絶対に体験することのできない内容で、とても魅力的です。

我が家も中学生になったら、再び、応募してみようと思っています。

費用は?

費用は、「ジュニア創志塾」「創志塾」ともに、年間活動通して、ユニフォーム代(ポロシャツ・帽子)・食事代・宿泊代込みとなっています。

親としては、とても有難いです。(R4年度の費用です)

  費用
「ジュニア創志塾」 4,000円
「創志塾」 5,000円

参加できる子どもは?申し込み方法は?

「ジュニア創志塾」は、市内に住んでいるか、市内に通学している小学5・6年生が対象です。

「創志塾」は、市内に住んでいるか、市内に通学している中学生・高校生が対象です。

今年度の定員は、「創志塾」「ジュニア創志塾」それぞれ40名でした。

申し込み方法は、募集期間中(5月頃)に、申し込み用紙をホームページよりダウンロードして出力後、記入をし、学校に提出します。

その後、選考が行われ、学校を通じて、当選の連絡がきます。

創志塾に参加するメリットは? 子どもたちの様子

卒塾式で、子どもたちがプレゼンテーションをする中で、「創志塾」に参加する前と参加した後の自分自身の気持ちの変化や学んだことを発表します。

大勢の人の前で発表をするという貴重な体験ができます。

小学生は、数人のグループを作って、活動の様子を写したスライドショーとともに発表をするのですが、

 
 

・仲間と協力する大切さを知った

・歴史を学んで、命の大切さを感じた

・ボランティア活動で、人に喜んでもらうことは嬉しい

 

 
 

・理科の実験を通して、疑問を持つこと・調べることの大切さを知った

・文化の異なる国ではさまざまな考え方があることを知った

・英語を勉強することで、たくさんの人と繋がれることを学んだ

など、今後、生きていくうえでとても大切なことが学べた様子でした。

その中で、自分の夢を語る子どももいて、我が子は良い刺激になったようです。

中・高校生は、一人ずつ、自分で作成したパワーポイントを使って、プレゼンテーションを行います。

中・高校生は、「創志塾」で学んだことをアウトプットしながら、自分の夢と絡めたり、全て英語でプレゼンテーションをしたりする子もいて、立派だなと感じました。

エンジニアや獣医、検察官になりたいと語る学生もいて、そういった職業に興味のなかった小5長男も、お兄さん・お姉さんの発表を聞いて、何かしら感じてくれていたようです。

まとめ

今回、初めて「ジュニア創志塾」に参加して、地方自治体が未来を担う子どもたちを育てるため、とても充実した内容の青少年育成事業を行っていることが分かりました。

まとめ

・青少年育成事業「創志塾」とは、宿泊共同生活を含むカリキュラムの中で、郷土に愛着と誇りを持ち、グローバルな視野で次世代を切り拓き、社会をリードしていく心身ともにたくましい人材の育成を目指すことを目的とした地方自治体主催の事業

・郷土の歴史や文化、英会話、科学、環境に関する学習や体験的に学ぶプログラムを通して、さまざまな経験をすることができる

・地方自治体主催のため、費用の自己負担が少ない

・学校以外の友達ができ、良い刺激を受けたり、今後、生きていく上で、大切なことを学ぶことができる

ローカル的な話題になってしまいましたが、あまりお金をかけずに、子どもに素晴らしい体験をさせたい小・中高校生の親御さんに、ぜひ地方自治体が主催する青少年育成事業に参加してみることをおすすめします。
 
\これまでの活動などが紹介されています/

 青少年育成事業 創志塾