実践者に学ぶおうち英語の始め方 【「自宅だけ」でここまでできる!子ども英語超自習法】本レビュー
親子で、ゆるゆるおうち英語を取り組み中の我が家ですが、今回は、おうち英語をする中で、参考になる本の紹介です。
簡単なレビューと共感したところ・これから実践したいことなどを綴ってみます。
今回は、【「自宅だけ」でここまでできる!子ども英語超自習法】を読んでみました。
本の内容
おうち英語をさまざまな本を参考にしながら進めていますが、筆者によって、英語に関する考え方は、かなり異なります。
読んでみて、共感したり、取り入れられそうだなというところのみをかいつまむスタンスで参考にしています。
この本の筆者の息子さんは、おうち英語をしながら、10歳で英検2級に受かったそうです。
目次としては、Chapter1~6まであり、最後に、読んだその日から役立つ巻末付録となっています。
①自宅で英語を始めるべきこれだけの理由
②一生役立つ!子ども英語の「基本」
③何をどう使う?おうち英語の「ツール」
④小学校英語とうまくつなげる方法
⑤スキルを確実に伸ばすヒント
⑥英語を将来につなげるルール
巻末付録
おうちでカンタン!親子で身につく「1・2語英会話」
とっさに英語で言いたい「身近なものの名前」
インプットとアウトプットを連動させる4つの方法
ヨーグルトケーキの作り方
知っておくと便利!お料理の英語
全体としては、塾や習い事など外で学ぶ英語とは別に、おうちで英語に触れさせる環境をいかにして作っていくかという視点で、まとめられています。
筆者が子育て中に行って、こういった効果があったということが書かれているので、おうち英語を今から始める方 または おうち英語取り組みながら、悩みや壁にぶち当たっている方には、たくさんのヒントがあります。
実際、日本で通常の教育を受けながら、英語環境を作るには親の努力が不可欠だということが分かります。
「英語を好きになってもらいたい!得意になってほしい!」とう願いはあれど、親だって、常にやる気があるわけではありません。
自分のモチベーションを保つだけにでも大変なのに、子どものモチベーションを保つなんて至難の業で、とても高い壁のようにも思えてしまう私でも、この本を読んだら、「やれることからやってみるか」という気分で、ちょっとスイッチを押してもらえた気がしました。
共感①おうち英語も子育ても基本は同じ
おうち英語に取り組むと、親が一生懸命になりすぎてしまうパターンは、よくあるようです。
確かに、時間の面でも、お金の面でも、親が頑張らなけらば、子どもにとって良い環境を作るのは、なかなか難しいとも思えます。
でも、親が頑張りすぎて、子どもが英語嫌いになるという話もよく聞きます。
何事もバランスが大事なのですね。分かってはいるけれど😅
筆者の考えで共感できた部分があります。
将来につながるおうち英語3つの約束
(1)しっかり子どもを観察する
(2)子どものありのままを受け入れ、自分がされて嫌なことはしない
(3)親が無理しない
なるほど。
英語教育と意気込んでしまうと少し構えてしまうけど、子育てのルールと一緒だと考えると、気が楽になるような気がします。
”子どもを観察する”ということでは、たとえば、今、子どもが何に一番興味を持っているか、英語に触れた後、どんな反応かなど、様子をじっくりと見るということ。
英語学習に限らず、子どもを観察することで見えてくることは、たくさんあります。
”子どものありのままを受け入れ、自分がされて嫌なことはしない”で、思い出すのは、友人で、幼少期に親に言われた嫌な言葉を大人になっても、忘れられないといっていた子がいました。
よく言われる「自己肯定感」を育むうえでも、ありのままを受け入れるということが大事だと思います。
日々思い通りにならない子育ての中で、ついつい怒ってしまったり、小言を言ってしまったりしますが、目先の出来事にとらわれず、長い目でみていくことが必要なんでしょうね。
自分に言い聞かせます😂
そして、”親が無理しない”は、本当にその通りで、仕事・子育てだけでもよくいっぱいいっぱいになってしまうのに、その中に英語学習を組み込むとなると、正直ちょっと頑張らなければいけないところもあります。
ちょっと頑張りすぎてるいるなと感じる時は、私は、自分が英語が好きというモチベーションでおうち英語を始めたことを思い出し、ちょっと力を緩め、楽しめることだけするようにします。
本の中で、筆者もおうち英語に「親の願望」も織り交ぜるとよいと述べています。
「親子でメジャーリーグ観戦に行きたい!」
「ハリー・ポッターを(親の私が)原書で読めるようになりたい!」
「親子でアメリカのディズニーランドに行きたい!」
など、自分がやってみたいことを、子どもと一緒に追いかけるつもりでおうち英語をやると、毎日が楽しくなります。
共感②親が教えなくてOK!英語のCDと絵本
英語が本当に得意な親の場合は、発音やイントネーションなども教えることができるのでしょうが、海外留学経験もない私のような現在進行形で英語学習者の場合は、子どもに教えるというのは、なかなか難しいと思います。
そうなると、おうち英語を諦めたくもなりますが、筆者は、発音など読み聞かせなどは、CDを活用してOKとしています。
子どもが小さい頃は、英語の歌のCD、少し大きくなってきたら、物語の朗読CDを聞かせていたそうです。
英語の音を与えることで、英語を身近なものにして、英語があることが当たり前の生活習慣を作っていたようです。
それでは何の教材を与えればいいのかと悩むかと思いますが、本に筆者のおすすめがいくつか紹介されています。
余談ですが、私の子どもが0歳だった頃、自宅に、高額なセットを始めにいっきに購入するという形の子供向け英語教材セットの営業の方が来たことがあります。
その時は、あまり興味がなく、契約しませんでしたが、そういったセット英語教材の一番のメリットは、年齢に合わせた段階的なプログラムで、親がいつ何を与えるかを悩まなくてもいいという面がありますが、一方で、高額な商品ゆえ、その教材やキャラクターが子どもに合わなかったときの挫折感が半端ないというデメリットがあるようです。
セット教材を与えるか、我が子の特性、好みを踏まえた上で、親が教材を都度選ぶか、どちらを選択するかということになりそうです。
英語の音を聞かせる際は、日本語の説明などはない英語オンリーの音源で、英語の音を英語のまま理解できるようになることがポイントのようです。
英語のCDと同時に、幼少期から、英語の絵本に触れさせることもされていたようです。
英語の絵本の読み聞かせに関しては、親が音読するのか、朗読CDがあれば、それを活用するのかになりますが、前に体験レッスンを受けた「GROUBAL STEP ACADMY」では、会員であれば、無料で英語での読み聞かせコンテンツを利用できたので、こういった方法もよさそうです。
英語の音が身近にある環境を親がいかにつくるかが最大のポイントで、それにより英語の下地を作っていけるようです。
共感③自動翻訳の時代でも英語力が必要なワケ
昨今、AIによる自動翻訳が日々進化しています。
自動翻訳のアプリを使えば、話したい事をすぐに英語に翻訳してくれる時代です。
そんな時代の中でも、翻訳家でもある筆者だからこそ考える英語が必要な理由は、「翻訳」は「コミュニケーション」の一部でしかないとのこと。
コミュニケーションの70%~90%は非言語だと考えられています。
ペンシルベニア大学の研究によると、実際には93%で、コミュニケーションの70%はボディーランゲージ、23%は口調と語尾だそうです。
だから「語られない部分」が重要なのです。
様々な国の人と上手にコミュニケーションをとるためには、他者へ敬意と他文化の理解が必要であり、その大きな入り口が語学の学習である、ということをぜひ覚えておいてください。
私の周囲でも、「英語勉強しても、今は自動翻訳の技術があるじゃん」と言う友達が、少なからずいます。
翻訳家である筆者は、自動翻訳に頼りすぎると、一番大切な相互理解から遠ざかってしまうと苦言を呈しています。
親世代が生きてきた時以上に、グローバルになっていく時代を生きるこどもたちは、自分とは全く異なる他者を理解して、コミュニケーションをとっていく必要があります。
そんな時、世界の共通言語としての地位を確立した英語を学ぶことは、多様性を理解する入り口、手がかりになってくれるということのようです。
まとめ
この本の中にちりばめられているおうち英語のヒントは、親の子どもへの関わり方が、大きなポイントになるように感じました。
本の中でも筆者が、「親の大事な仕事は、がっかりしないこと」と述べているように、子どもの様子に一喜一憂することなく、どしんと構え、長い目で、子どもが英語を好きになれるような手助けをしていくことが、未来に繋がっていくのかもしれません。
幼少期よりおうち英語を取り入れて育った息子さんが、英語好きに育った実践方法がまとめられているこの本は、「今からおうち英語を始めたいけど、何からしていいか分からない」という方はもちろんですが、
単語の覚え方や英検の勉強方法・インターナショナル・英会話教室への考え方なども載っているので、おうち英語を経て、自分で勉強する年齢になった子どもさんがいる家庭にも参考になるかと思います。
我が家でも、英語の音を日常化し、細く長く続けることができるおうち英語を目指していきたいと思います。
おうち英語をするうえで、読んでおいて損はない本でした。