【おうち英語で英検5級合格】 小学5年生初めての挑戦 合格までの勉強方法
こんにちは!ももです。
10歳長男が令和4年6月5日開催の英検5級に合格しました!
今回は、小4からおうち英語を始めて、約1年経った10歳長男(小学5年生)の英検5級初挑戦合格までの経過を綴っていこうと思います。

英検5級 受験を決意 3月
まず、10歳長男が英検5級を受けたいと言い出したのは、「おうち英語で子どものやる気がない時のアプローチ法 我が家の場合」でも述べたように、友達が英検5級に受かったという話を聞いたことがきっかけでした。
英検5級を受けようと決意したのが2月の下旬で、本格的に英検5級の勉強を始めたのは、3月からでした。
10歳長男は、1年前からおうち英語をスタートし、それまでは英語学習経験はなく、塾などにも通っていません。
1年前に始めたおうち英語は、オンライン英会話の無料体験をこのブログで記録してきたもの(7社ほど)受けたのみで、あとは、おうちでEテレの英語教材の録画を流してみたり、私が軽く教えたりといった感じで、英検5級の下地になるようなものは、全くない状態でした。
英検 5級とは
英検とは、文部科学省後援の小学生から社会人まで幅広い方を対象とした、英語検定試験です。
5級~1級まであり、難易度は、5級が中学初級程度で、1級は大学上級程度となっています。
英検は、年に3回行われており、各都道府県最寄りの会場で受験することができます。
*英検5級
難易度 | 中学初級程度(中学1年生程度) |
合格率 | 81.4%(2015年度。以後、発表なし) |
習得語彙数 | 300~600語 |
内容 | 筆記試験(25分)とリスニングテスト(約20分)の各425点満点 |
スピーキングテスト | 任意で合否には関係なし。 |
受験料 | 3900円 |
英検だけでは、英語ができるという証明にはなりませんが理解度の目安として、我が家ではチャレンジしようというスタンスです。
早速、我が家の小5長男の英検5級勉強法を紹介していきます。
「kimini 学研のオンライン英会話」
何から勉強を始めるか悩んだときに、オンライン英会話の無料体験の中で、長男が特に気に入っていた「kimini 学研のオンライン英会話」で英検5級コースというものがあったのを思い出し、1か月限定で受講してみることにしました。
あまりオンライン英会話が好きではない10歳長男でしたが、なぜか「kimini 学研のオンライン英会話」だけは進んで受けていました。
その理由がある1人の講師との相性がよく、その講師の時のみ、10歳長男は楽しそうにオンライン英会話を受けていたのです。
その講師は、褒め方が上手で、問題に一度間違えても、「もう1回チャンスをあげる」と、間違うことが恥ずかしくないような進め方をしてくれるので、失敗したくない10歳長男には合うようでした。
今まで、オンライン英会話があまり好きでなかった10歳長男が、唯一楽しんで受講していたので、先生との相性って大事なんだなとつくづく感じました。
私も昔、人柄が好きだった先生の教科は、勉強するのが苦痛ではなかったことを思い出しました。
きっとそんな感じですよね。
嫌々ながら勉強をすると、将来の英語学習にも影響が出る可能性もあるので、まずは、楽しく勉強できる方法として、「kimini 学研のオンライン英会話」から英検5級の導入をすることに決めました。
「kimini 学研のオンライン英会話」は、無料体験期間があり、月額割引キャンペーンも頻繁にやっているようなので、気軽に始められます。
そして、辞めたい時も期日まで退会手続きをすれば辞めることが出来るので、我が家は英検5級の導入として1か月のみ受講しました。
「kimini 学研のオンライン英会話」は、フィリピン人の先生で、さまざまなコースの中から自分の希望のコースを選択して、そのカリキュラムに沿って、英語オンリーで進めていきます。
10歳長男は、簡単な英語しか分からないので、英語での説明のすべては理解できない中、5級コースは、画面共有でテキストの問題を解きながら進めて行くので、何とかレッスンにはついていけるようでした。
5級コースは35レッスン以上あり、毎日受けても、1か月では終わらないので、10歳長男が理解できていなそうな単元を重点的に選択して、レッスンを受けました。
旺文社「英検5級予想問題ドリル」
「kimini 学研のオンライン英会話」を1か月受け終わった4月頃からは、問題集に取り組みました。
問題集をいろいろ調べた結果、口コミの良かった旺文社の「英検5級予想問題集」に決め、購入しました。
この問題集は問題が7日分収録されており、5級でよく出る単語・熟語や定型表現・単数形・複数形など知識をまとめた解説もついています。
赤シートつきで、赤文字を隠して暗記できるようになっています。
まずは、順番通りにDay1からやらせてみると、一周目はほとんど正解の問題はない状態でした。
ただリスニング問題に関しては、オンライン英会話の成果なのか、5割程は正解していました。
問題傾向に慣れるにつれ、リスニングはほぼ8割程は取れるようになりました。
問題は、筆記試験の方です。
問題集1周目は、まずは、時間を計らずに、問題を解かせ、その後、回答と解説の冊子を使って、自分で丸付けさせ、解説を読ませました。
問題集1周目は、Day1を解くのに1時間以上かかっており、だいぶ苦戦して、10歳長男も「難しすぎる」と弱音を吐いていました。
そこを「何回も繰り返し解くことで、分かるようになるよ!〇〇(10歳長男)ならできるよ!」と何とか励まし、問題集2周目に突入しました。
問題集2周目も、1周目と同様、時間を計らず自分で解かせ、丸付けをさせました。
1周目で解説を読んでるので、2週目は少し正答数が上がり、8~9割程解けるようになってきました。
ただそれは、問題と答えをすでに、覚えてしまっているということもありました。
問題集3周目は、いよいよ時間を計って、取り組みました。
2回は解いている問題なので、時間制限内には終わりますが、正答率は8割程で、間違ったところは、解説を一緒に読んで分からなそうなところは、私が解説したりしました。
リスニングは得意でしたが、リーディングは苦手だったので、見慣れない単語が読めず、語彙力が不足しているのを感じました。
それは、下記の単語アプリやYouTubeなどで、補いました。
この問題集を4回は繰り返し解きました。

単語アプリ「mikan」
問題集を解く中で、単語を読めなったり、意味が分からないことが多々あったので、語彙力の強化として、単語暗記アプリ「mikan」を活用しました。
「mikan」は、音声付きゲーム感覚で単語を暗記することができる英語アプリです。英検の級やTOEICの目標点数に合わせて、頻出単語を暗記できるように作られており、無料版と有料版とありますが、無料版でも十分活用できます。

最初に暗記をして、その後に、クイズ方式で問題を解いていきます。
これは、子どもには楽しいようで、どんどん進めていました。
単語暗記アプリ「mikan」を5級の勉強を始めたばかりの3月頃と試験本番2週間前に、活用して、語彙力をアップさせました。
他にも、YouTubeで、5級頻出単語の動画などもあるので、たまに活用して、見せていました。
英検公式ホームページの過去問
そして、試験本番2週間前から、英検の公式ホームページに掲載されている英検過去問3回分を時間を計って解きました。
リスニングテストの音源も聞くことができ、回答も見ることができるので、本番同様に練習することができます。
旺文社の問題集は9割程解けるようになっていたので、割と解けるかと思いましたが、初めて受けたこの過去問は5割以下の正答率で散々でした。
これはまずいと思い、過去問を繰り返し解かせ、分からないところは、一緒に勉強しながら解説し、理解を深めました。
最後の方は7~8割は、正解できるようになっていたと思います。
この過去問は、2周解きました。
まとめ
おうち英語を始めて1年。
だいぶゆるゆるに勉強してきましたが、
②旺文社「英検5級予想問題集」
③単語暗記アプリ「mikan」
④英検過去問
を主な軸として、勉強を進め、無事1発合格することができました。
合格をきいた10歳長男は、飛び上がって喜び、くじけそうになりながらも、頑張って努力した結果が出たことで、自信になったようでした。
試験に受かったことはもちろんですが、その頑張った経験に価値があると思っています。
その経験が未来への1ステップになればいいなぁ。
喜んだ勢いで、「次は、4級を受ける!」と意欲的だったので、このまま頑張ってもらおうと、英検4級合格への道へと続きます。
\おうち英語取り組み中/