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職業訓練で受講できる!【Webデザインクリエイター科】の内容や受講期間 無料でどこまで学べる?

2023年1月15日

こんにちは!ももです。
ただ今、転職活動中の私が、求職者支援制度で受けることができる職業訓練、その中でも、【Webデザインクリエイター科】について内容や受講期間について、紹介します。

職業訓練とは?

職業訓練とは、主に雇用保険を受給している求職者を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を受講料無料(テキスト代や資格取得などは自己負担)で受けられる制度です。

公共職業訓練は、雇用保険者受給者が主な対象者となりますが、訓練の種類によっては、それ以外の方も応募可能です。

雇用保険受給者で、訓練が開始される日に雇用保険の支給日数が決められた日数以上残っているなど、要件を満たすと、通常の基本手当に加えて、受講手当・通所手当(交通費)をもらいながら、職業訓練を受けることができます。


つまり、お金をもらいながら(雇用保険の手当・プラスの受講手当・交通費)、受講料無料(テキスト代は別)で、就職に必要なスキルを学べるんです!

職業訓練には、時期によって開講されるコースがさまざまですが、「パソコン・経理事務科」・「建設CADデザイン科」・「介護福祉科」・「アロマ美容科」・「保育士養成科」・「栄養士養成科」・「歯科技工士養成科」などがあります。
その中でも、私が一番興味を持ったのが【Webデザインクリエイター科】。

【Webデザインクリエイター科】は、職業訓練の中でも、人気が高く、定員に対して2倍以上の申し込みがあるそうです。

ブログ運営しているものの、まだまだ知識がなく、Webデザインなどを学んでみたいなぁと思っていたところに、この職業訓練を見つけ、実際にどんなことを、どのくらいの期間で学べるのか、説明会に参加してみました。

職業訓練は、お住まいの地域によって、開講されるコースや条件などが違いますが、職業訓練でこんなことが学べるという情報をまとめてみます。

Webデザインクリエイター科でできるようになること

【Webデザインクリエイター科】の最終訓練目標としては、Webページ作成の基礎(HTML、CSS)や画像編集ソフトの操作方法、JavaScriptやCMSなどの技術を活用できるスキルを習得し、Web制作関連の職場で、Webデザインナー、Webクリエイターとして活躍できる技能・技術を身につけ、現場実務ができるようになることです。

取得できる資格としては、任意受験になりますが、下記のものがあります。

Webデザインクリエイター科受講後、取得できる資格
①ITパスポート試験(国家試験)
②Webクリエイター能力認定試験スタンダート/エキスパート
② Potoshopクリエイター能力認定試験スタンダート/エキスパート
③Illustratorクリエイター能力認定試験スタンダート/エキスパート

職業訓練で学んだ後、同じ施設で、上記の試験を任意申し込みで、受験できます。

詳しい訓練内容は、下記で説明しますが、【Webデザインにまつわるデザイン作成、フォト データ加工、HTML/CSSコーディング、動的サイト作成、CMSを活用したWebサイト構築に関する知識や技能・技術を習得することができるようになる】となっています。

受講期間は?

受講期間は、約6か月です。

職業訓練は、民間の訓練施設に委託されている形なので、その施設に通うことになります。

今回の【Webデザインクリエイター科】の訓練は、鹿児島市の株式会社フォーエバーが行っています。

平日の9時30分~16時20分まで、訓練があり、土日祝日は休校になります。

1コマ50分の講義が、午前中に3コマ、午後から3コマあり、昼休みは70分設けられています。

一日がっつり通う形なので、専門学校のような感じですね。

訓練カリキュラム

職業訓練【Webデザインクリエイター科】の詳しいカリキュラムを見ていきます。

学科

科目 科目の内容 訓練時間
安全衛生 情報機器作業と安全衛生 2時間
就職支援 履歴書・職務経歴書の作成方法、模擬面接、就職活動計画 18時間
コンピューター概論 ハードウェアとソフトウェア・マルチメディアについて・ネットワークとセキュリティ・データベース・アルゴリズム 72時間
webデザイン概論

ビジュアルデザイン・シェイプとプロポーション・色彩の基本・画像加工・ユーザビリティ、アクシビリティ

9時間

あくまでも、求職者に対する職業訓練になるので、就職支援が18時間と結構長くあります。

この職業訓練校では、人前で話す練習として、朝の3分間スピーチを交代制で行っているということでした。

実技

科目 科目の内容 訓練時間
ビジネス文書作成実習

ビジネス文書の種類・通知文書・見積書・稟議書作成<word2019>

12時間
 

帳票の種類・売上実績表・社員名簿・売上一覧表・集計<Excel2019>

12時間
Webサーバー構築実習

xamppツールを使った環境作成(12H)・SQR基礎(12H)

24時間
Webページ作成実習 HTMLファイルの基本・CSSの基本・文字や背景の設定・段組・表作成・ページレイアウトについて・Webサイトの制作 78時間
動的Webページデザイン実習 Webデザインにおける動きとは・CSSで動きをつける・JavaScriptの基礎の動き・jQueryの利用 78時間
  背景やエリアの動き 12時間
画像処理実習1

Potoshopの基礎・画像の知識・色・選択範囲・レタッチ・レイヤー・塗りつぶし・ブラシ・シェイプ

 
  文字・出力・デザインプロジェクト・Webサイト用素材作成 60時間
画像処理実習2 Illustratorの基礎・シェイプ・色・パス・オブジェクトの配置と変形・文字  
  効果と加工・マスク・シンボル・パターン・Webサイト用素材作成 60時間
CMS構築実習 PHP基礎・WordPressのインストール・テーマ・テンプレートの作成・テンプレートタグ・カスタムフィールドの活用 60時間
Webデザイン講習 企画(テーマ・ターゲット検討・仕様書・ワイヤーフレームの作成・企画のプレゼンテーション)  
  デザイン(アクシビリティ・ユーザビリティの確認・デザイン案作成)制作(コーディング・テスト・公開・プレゼンテーション) 84時間
ポートフォリオ作成実習 ポートフォリオ作成のポイント・ポートフォリオのデザイン・ポートフォリオの作成 42時間
実技に関しても、求職者に対する訓練になるため、WordやExcelなどの講義も入ってくるようです。
 
最後に設けられているポートフォリオ作成では、就職活動をする際に使える自分の「作品集」を作ります。
ポートフォリオとは、就職活動をする際、自身の今までの受注案件や企業での実績、作品などをWebサイトや冊子にまとめて履歴書などと一緒に提出するもので、「どんなサイトを作れるのか」「どんなスキルを持っているのか」をクライアントに分かりやすく伝えるものになります。

職業人講話

職業人講話として、講師を招いて、「Webデザインナーに求められる心得」の講話が6時間、設定されています。

企業実習がある場合もあるようですが、今回は設定されていないようです。

テキスト代

【Webデザインクリエイター科】の職業訓練の受講料は、無料になりますが、テキスト代は、別でかかります。

テキスト代としては、15,000円程となっています。

ITクリエイターの試験などでも活用できるテキストなどを購入するようです。

申し込み方法

申し込みの方法は、受講申込書を職業安定所で入手し、所定の手続きをとります。

申し込み後、選考日があり、10分程度の面接もあるようです。

今回紹介した【Webデザインクリエイター科】は定員があり、定員を超えた場合は、面接を行った上で、決められるそうです。

まとめ

以前から、求職者のための職業訓練があることは、知っていましたが、【Webデザインクリエイター科】というコースがあることを初めて知りました。

Webデザインを学びたいと思ったら、専門学校やオンラインの講座などで、受講料を払って受けるものだと思っていたので、職業訓練を受けることができる資格があるなら、こちらも選択肢として考えてみるのもいいのかなと思いました。

あくまでも、求職者に対する訓練になるので、就職活動に関わることもしなければならないので、職業訓練以外のWebデザインを学ぶことができる講座と比較して、どちらを選ぶかをおすすめします。

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Posted by mom